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ホワイト企業を目指すための人的資源の考え方

岡田充弘です。

 

最近よく経営者の方からホワイト企業を目指すための人的資源の考え方について相談を受けます。答えは簡単で、社員さん人1人あたり8時間×20日×12ヶ月で工数見積しておけば、休日や有給を入れても概ね計算が合うはずです。

 

運用時には残業ゼロを厳密にやりすぎると、またそれもお互いのストレスや手間になるので、1週間や月単位、年単位でバランスをとって上記の見積時間に収まるようにするなど、運用は柔軟な方がいいでしょう。

 

実際には1日8時間のうち、直接的に価値を生む時間は6時間くらいと思って心づもりしておくことをお勧めします。差の2時間は間接業務や想定外時間などが発生することを織り込んでおけば、心中穏やかにいることができます。その上で仕事を外注するか内製するかを、社会保険や経費・什器などを考慮した上で、時間単価で判断すれば良いのです。  

 

ただそうなると必然的に社員さんの時間単価は割高になるので、できるだけ付加価値の高い仕事に取り組む必要が出てきます。逆に言うと、社内から付加価値の低い仕事を徹底して無くしていかないと、結局誰も幸せになれません。単純作業は意外と息抜きにちょうど良かったりするのですが、みんなの幸せのためにも、普段からオフィスのムダ取りに励みましょう。

 

日々精進