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起業家なんていらない

岡田充弘です。

 

一昔前まで日本では起業が根付かないとか言われていたが、いまやいたるところで「起業」という言葉で溢れかえっています。

 

ただ起業家が増えたかといえばYesかもしれませんが、それで世の中が明るくなったかといえば、別にそうでもないような気もします。個人的にはどちらでもいいですし、起業を誰にでも勧めているわけではありません。人による、というのが正直なところです。

 

そもそも私にとっての起業は登記することではなく、これまでに無い新しい価値を生み出す営みそのものなので、別に会社勤めの方でも全く問題ありません。なんならその方が制約が多いぶん難易度は高いでしょう。正直なところ法人設立なんて誰にでもできます。パンケーキを焼くより簡単なことです。(岡田は会社4つ作ったが、パンケーキすら焼けない)

 

いろいろな出会いと経験を経て、起業の本質はシンプルに「自立」だと確信するようになりました。そういう意味ではクリエイターやアスリートは、個々のレベル差はありますが、そもそも職業≒自立みたいなもの。一方でサラリーマンはノースキルでも初月から報酬が支払われるプロアマ混在のおおらか?な世界。

 

いずれにせよ大切なのは「自立と成長」、ここさえブレなければ、起業家でも高級会社員でも高度専門家でも、どんな道でも十分やっていけます。一攫千金を狙うスーツマンや実績作り一番の行政関係者にあおられて、登記やExitをあせる必要はありません。ハッピーを犠牲にしないでもらいたいと思います。

 

日々精進